- ソーシャルレンディングって本当に儲かるの?
- ソーシャルレンディングが儲かる理由を教えてほしい
- ソーシャルレンディング業界は今後どうなる?
- ソーシャルレンディング会社を選ぶコツってあるの?
今回はこうした悩みや疑問にお答えします。
ソーシャルレンディングが本当に儲かるのか、疑問に思う人も多いと思います。しかし、「儲かるか分からないからやらない」と放置すれば資産形成の機会を失います。
とは言っても、あらかじめどの程度儲かるのか分からないと、投資を始めるのをためらうものです。そこで、本記事ではソーシャルレンディングが儲かる理由を解説します。
記事を読み終える頃には、ソーシャルレンディングで投資を始めたくなるでしょう!
ソーシャルレンディングは儲かる?【結論:儲かります】
ソーシャルレンディングは一攫千金を狙えるサービスではないものの、余裕資金での資産形成としてはかなり優秀と言えるでしょう。
投資家が出資した資金をソーシャルレンディング会社が企業に貸し付け、順調にファンドが運営されると定期的に利息収入が得られます。
運用期間が満期になると、投資家の手元に元本 + 利息が返済されます。ソーシャルレンディングの平均利率は3〜8%なので、かなり安定した利息収入と言えます。
つまり、企業が順調にファンド運営すれば、投資家は自動的に儲かる仕組みなのです。この手軽さがソーシャルレンディングに注目が集まる理由です。
ソーシャルレンディングが市場に出始めた頃は、貸し倒れの発生やソーシャルレンディング会社の不正運用などもありました。しかし現在は劇的に改善されています。
最近のソーシャルレンディング会社は上場企業、もしくはその子会社が運営しているケースが多く、仲介業者としての信用性がかなり高まっています。
ソーシャルレンディングを利用する企業も、あらかじめ貸し倒れリスクなどを厳しく審査されているので、投資家側から見ても魅力的な企業が数多くあります。
よって、リスクを限りなく抑えられているソーシャルレンディングは、利息収入でまとまった金額を形成できる可能性が高いと言えるでしょう。
ソーシャルレンディングが儲かる3つの理由
最近では、ソーシャルレンディングで大きな問題が起きたニュースは入っていません。それどころか、「ソーシャルレンディングは儲かる」と言う人も増えてきました。
一昔前は問題点も多かったソーシャルレンディングが、なぜここまで儲かると言われるようになったのでしょうか。
その理由は、ソーシャルレンディング会社と企業の経営努力にあります。可能な限り貸し倒れリスクを防ぎ、投資家からの信頼を集めるのに成功したのです。
なぜ企業努力が成功したのか、次の項目から詳しく解説します。
- リスク管理がしっかりしている
- 融資を受けたい企業の質が向上
- 平均利率が3〜8%と高めに設定されている
リスク管理がしっかりしている
ソーシャルレンディングの知名度が上昇するにつれて、投資家・ソーシャルレンディング会社・借り手(企業)それぞれのリスク対策がしっかりされるようになりました。
投資家は、あらかじめ貸し倒れリスクを回避する方法を学習し、納得したうえでソーシャルレンディングを利用しています。
ソーシャルレンディング会社は、上場企業やその子会社による運営や、実務担当者に融資経験者を多数配置することで、投資家からの信頼を得られるようになりました。
SAMURAI FANDを例に挙げてみましょう。2015年にサービスを開始した新しいソーシャルレンディング会社ですが、これまで延滞や貸し倒れの件数はゼロの実績があります。
ソーシャルレンディングを利用する借り手(企業)も、堅実かつ将来性の高い運営で審査を通過しているため、そもそも貸し倒れリスクがかなり少ないです。
もちろんソーシャルレンディングが投資である以上、リスクの解消は不可能です。しかし、これまで会社や企業が積み上げてきた信頼性は投資家から高く評価されています。
融資を受けたい借り手(企業)の質が向上
銀行融資よりも審査が柔軟と言われるソーシャルレンディングですが、近年は審査の質が向上し、それにより信頼性の高い借り手(企業)が審査を通過するようになりました。
普及したばかりの頃は、貸し倒れの危機にある借り手に強引な融資を実行したり、実績を詐称したりするソーシャルレンディング会社がいくつか存在しました。
現在ではそのような不祥事はなくなり、健全な審査の結果、質が高く貸し倒れリスクの低い借り手を選別できるようになっています。
特に最低投資額が10万円以上のソーシャルレンディング会社は、審査の質が更に厳しく、そこを利用したい借り手も審査が通るだけの自信を持っています。
FUNDINNOは、株式投資型クラウドファンディングでは取引量・国内シェアでNo.1の取引実績があり、取引企業は全てベンチャー企業・最低投資額10万円です。
このように、投資家と借り手をつなぐソーシャルレンディング会社の質が向上したことで、三方良しの環境が構築されたと言えるでしょう。
平均利率が3〜8%と高めに設定されている
銀行預金の利率が0.001%〜0.15%と低水準なのに比べて、ソーシャルレンディングの平均利率は3〜8%です。
仮に10万円を銀行預金とソーシャルレンディングで1年間運用してみると、銀行預金では1円〜150円の利息ですが、ソーシャルレンディングでは3000円〜8000円となります。
これまで貸し倒れが起きていないソーシャルレンディング会社で投資すれば、おのずと利息収入が多くなるため、儲かると言う人が多いと考えられます。
株式投資やFXと比較すると、ソーシャルレンディングの利率はそこまで高くありません。しかし、リターンが大きい投資ほど損失も大きくなりがちです。
株式や不動産が投資対象のケースが多いソーシャルレンディングですが、今の所は少ないリスクでコツコツ資産形成できるサービスと言えます。
ソーシャルレンディングは。投資初心者でも3〜8%の利息が得られるサービスとしてオススメです。どんな投資を始めようか迷っている人は、ぜひ一度検討してみて下さい。
ソーシャルレンディング市場は今後どうなる?
ここまでは、ソーシャルレンディングが安定したサービスを提供しているとお伝えしてきました。
推測ですが、今後もソーシャルレンディングは市場規模が大きくなり、企業の資金調達手段としてメインの立ち位置になる可能性があります。
ここからは、推測の根拠となる理由を詳しく解説していきます。ソーシャルレンディングの今後が気になる人は、ぜひ参考にして下さい。
- 市場規模は更に拡大していく
- 最低投資額が高額なソーシャルレンディング企業が増加する
- レンディングが主流になる可能性がある
市場規模は更に拡大していく
一般社団法人 日本クラウドファンディング協会の調査によると、日本のソーシャルレンディングの市場規模は、2020年時点で約1,186億円という結果になりました。
この金額は、融資型クラウドファンディングの1,125億円、不特法型(不動産型)クラウドファンディングの60億円を合算したものです。
融資型クラウドファンディングだけで市場規模を見てみると、2020年の時点で前年度比+12億円の1,125億円まで拡大しています。
仮想通貨市場と比較してみると、2015年3月に公開されたXEM(ネム)が2022年4月時点で約1,156億円(みんかぶHP参照)なので、ソーシャルレンディング市場がいかに大きいかが分かります。
ソーシャルレンディング市場が拡大した理由には、不動産特定共同事業法の改正による「小規模不特定共同事業」の新設が挙げられます。
これにより、従来では小規模不動産特定共同事業者の登録条件にあった「資本金1億円以上」の条件が、「資本金1,000万円以上」に緩和されました。
参入規制の緩和により、不動産ソーシャルレンディング事業へ参入する事業者が増加し、その結果市場規模も拡大していったのです。
最低投資額が高額なソーシャルレンディング企業が増加する
ソーシャルレンディングの普及に伴い、今後は最低投資額が高額な会社は増えていくと予想されます。
これまでの傾向から見て、最低投資額が10万円以上に設定されているソーシャルレンディング会社は、他と比べて審査をより丁寧に、かつ厳しく実施しています。
J.LENDINGの最低投資額は50万円とかなり高額です。その代わりに3〜8%の利回りに加え、わずか1%の手数料という好条件でソーシャルレンディング事業を展開しています。
投資先の企業も、相当な信用性が期待できる所のみ受け付けているので、安心してソーシャルレンディングを利用できるでしょう。
現在のソーシャルレンディングは「少ない金額で投資できる」を売りにしている会社が多くありますが、今後は最低投資額10万円以上のソーシャルレンディング会社も増えるでしょう。
投資家にとっては、最低投資額が高いと利息収入が安定するメリットがあります。今後の市場拡大には、かなり期待が持てそうです。
レンディングが主流になる可能性がある
今後は企業の資金調達手段、かつ投資選びにおいて、ソーシャルレンディングが主流となる可能性があります。
主な資金調達手段はやはり銀行融資ですが、審査基準に過去の実績がポイントとなるため、どうしてもスタートアップ企業やベンチャー企業には不利な条件となりがちです。
しかしソーシャルレンディングの審査基準には「企業の将来性」が含まれているため、むしろ上記の企業にとっては資金調達しやすいシステムなのです。
また、最近は学校でも金融教育が実施されているため、若年層から資産形成に取り組む人が増加していくと考えられます。
日本の成人年齢引き下げによる投資家人口の拡大も追い風となり、需要は今後も増加していくでしょう。
こうした若者が社会人になってから銀行預金に資産を預けっぱなしにするとは考えにくいため、一定期間資金を預けたままで利息が得られる投資に切り替える可能性はあります。
もちろん投資なので元本割れのリスクはありますが、今後は手軽に資産形成できるソーシャルレンディングが投資の主流となっていく可能性は十分あるでしょう。
ソーシャルレンディング会社を選ぶ時のポイント
ソーシャルレンディングはさまざまな投資商品の中でも、比較的安全性の高いものであると分かりました。
ここで、ソーシャルレンディング会社を選ぶうえで大切な3つのポイントをお伝えします。
- 金利が低くても貸倒リスクの低いものを選ぶ
- 上場企業を選ぶ
- いくつかの会社に分けて投資する
ソーシャルレンディング会社を選ぶ時は、利率よりも貸し倒れリスクが低い会社を選びましょう。利率だけに注目すると、思わぬリスクに見舞われる可能性があります。
Fundsは平均予定利回りが2.16%(変動あり)と少ないものの、現在までに正常償還率100%の実績がある堅実なソーシャルレンディング会社です
上場企業や、その子会社が運営しているソーシャルレンディング会社を選ぶのもポイントです。上場の際にはかなり厳しい審査があるため、それを通過した上場企業の信用性はかなり高いと言えます。
条件に当てはまる会社でオススメなのは、Funds・OwnersBook・信長ファンディングの3社です。詳しくは以下の「ソーシャルレンディングにおすすめの会社3選」をご覧下さい。
魅力的なソーシャルレンディング会社はたくさんあるので、複数の会社と取引してみましょう。自然にリスク分散が図れるため、万が一貸し倒れがあっても元本割れの被害が小さくなります。
おすすめのソーシャルレンディング会社3選
ソーシャルレンディング会社の選び方についてお伝えしましたが、「条件に合うオススメの会社を教えて欲しい!」と思った人も多いでしょう。
そこで、貸し倒れリスクが低く、会社の信用性も高いFunds・OwnersBook・信長ファンディングの3社をご紹介します。
同じソーシャルレンディング会社でもそれぞれ個性があり、投資対象もさまざまです。好きな1社を選んで取引するか、複数の会社を利用するのも良いでしょう。
3社の特徴をしっかり把握し、自分にぴったりな会社を選んで下さい。
- Funds
- OwnersBook
- 信長ファンディング
Funds
- 最低投資額1円から1円単位で投資できる
- 平均的な運用期間は4ヶ月〜12ヶ月
- 正常償還率100%
- サービス開始:2016年(旧社名:株式会社クラウドポート)2019年に現社名に変更
- 上場:非上場
Fundsは、最低投資額1万円のソーシャルレンディング会社が多いなか、全ファンドに対して1円から投資ができるシステムを運営しています。
投資を勉強するために少額で始めたい人にとっては、練習しながら利息収入を得られる画期的なシステムです。まさに、投資初心者向けのソーシャルレンディング会社と言えるでしょう。
運用期間は4ヶ月〜12ヶ月であり、これまでの運用実績は正常償還率100%となっています。ほぼ確実に、元本と利息が回収できると考えてよさそうです。
Funds自体は非上場会社ですが、役員には大手ソーシャルレンディング「クラウドバンク」の立ち上げに経営メンバーとして参画した人物が名を連ねています。
貸付先も上場企業に絞っているため信用性が高く、これまでにメルカリやアイフル、明和地所といった大手企業もFundsで資金調達しています。
注意点として、分配金は1円単位で算出されるため、投資額が小さいと利益が出ない場合があります。最低でも1000円以上から投資すると良いでしょう。
OwnersBook
- 最低投資額1万円から不動産案件に投資可能
- 平均的な運用期間は3ヶ月~37ヶ月
- 貸し倒れ件数はゼロだが、2019年7月に貸付先の自己破産が発生(詳しく解説)
- サービス開始:2014年
- 上場:東証マザーズ
OwnersBookは、東証マザーズ上場のロードスターキャピタル株式会社の子会社・ロードスターインベストメンツ株式会社が運営しています。
平均利回りは3%〜5%で、不動産ファンドのみを取り扱っています。Funds自体は非上場会社ですが、案件応募数が年々増加しているため、一部の案件は抽選で投資家を募集しています。
創業以来、貸し倒れこそ起きていませんが、ご紹介した通り2019年7月に貸付先企業の自己破産が発生しました。
しかし、このファンドに対してOwnersBookは連帯保証人を4社立てていました。返済予定日だった2020年9月よりも前倒しして投資家に元本・配当が全額返済されています。
このように、OwnersBookは万が一のトラブルにも適切に対処できているため、投資家にとっては強力な安心材料となるでしょう。
現在も2021年3月返済予定だったファンドが1年延滞となっていますが、募集額7.5億円に対して、担保の評価額が11億円あるため、貸し倒れのリスクは少ないと考えられます。
信長ファンディング
- 最低投資額は10万円と高額
- 運用期間は1年以内が多い
- 現在全てのファンドが運用中だが、トラブルは発生していない
- サービス開始:2020年12月(第1号案件募集時)
- 上場:JASDAQ・名古屋証券取引所
信長ファンディングは、JASDAQと名古屋証券取引所に上場している、株式会社ウッドフレンズがサービスを提供しています。
「尾張発の不動産投資クラウドファンディング」とうたっている通り、募集ファンドは全て名古屋の物件とかなり個性的です。これは投資対象を東海エリアに限定し、地域密着型のサービスを提供することを公言しているためです。
社会責任投資と呼ばれるESG投資を実施する信長ファンディングなら、単に利息収入を得るだけでなく、社会貢献活動に協力できるのです。
信長ファンディングは現在第9号案件の募集が終了し、全ての案件が運用中です。貸し倒れリスクについては不明ですが、地元の不動産に精通した会社なので信用性があります。
名古屋の土地に愛着がある人は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
ソーシャルレンディングは儲かる?のまとめ
ざっくりまとめると…
- 投資家・ソーシャルレンディング会社・企業の努力によりリスクが軽減されている
- 今後はソーシャルレンディング市場が投資の主流になると予想される
- 会社選びのポイントは、貸し倒れリスク・上場企業・複数の会社で取引の3つ
- 迷った時はFunds・OwnersBook・信長ファンディングのいずれかを選ぼう
今回は、ソーシャルレンディングが儲かる理由について解説しました。
ソーシャルレンディング会社の質が高いと、問題が起きてもしっかり対応してくれるので、投資家も集まりやすく市場が更に盛り上がります。
特にFundsは1円からお試し感覚で投資ができるので、迷った時は登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
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