「暗号資産(仮想通貨)の取引をしてるけど、利確がうまくできない…」
投資で利確のコツが分からず、悩む方も多いのではないでしょうか?
またポジションを保有していても、「もう少し待てば利益が増えるかも…」と思い、損をした経験はありませんか?
これからお伝えする内容はとても簡単ですが、実践するかしないかで、勝者・敗者かが決まります。
投資のプロも徹底しているポイントをお伝えするので、早く初心者から脱しましょう!
利確をする時のポイント
- 利確とは利益確定のこと
- 利益を確定するタイミングが大事
- 自分の軸・ルールをぶらさない
利確とは
利確とは、利益確定のことをいいます。
投資では利益を出すのに、必ず利確をする必要があります。
そして利確がしっかりできれば、初心者を脱することができます。
利確のタイミングが大事
投資では利確のタイミングが大事です。
ポジションを決済するまで利益が確定しないからです。
たとえ保有しているポジションが含み益だとしても、利確をして初めて利益となります。
ですので、利確するタイミングがとても重要になってきます。
利確では自分の軸・ルールをぶらさない
投資で勝つための1番大切なポイントは、目標金額など自分の軸·ルールは、取引中に変えないことです。
これは投資のプロも重要視しています。
自分の決済ルールを決めてポジションを保有すれば、投資でしっかり利益を上げることができます。
しかし自分の軸・ルールがブレてしまうと、相場に惑わされ、結果として損してしまいます。
特に初心者の方は、勝率を上げるために一度決めたルールを守って取引をしましょう。
利確の基本のやり方
基本的に取引回数にかかわらず「損小利大」を心がけましょう。
・思い描いた動きと異なる動きの場合は、早めに損切りする
・思い描いた通りの動きの場合は、ルール通り利確する
この2点を押さえてください。
今回は最終的に20%の利益を出すことを目標に解説していきます。
- トレイリングストップを利用する
- 5%上昇したら損切りラインを買値に上げる
- 10%上昇したら半分利確し、損切りラインを買値より5%上げる
- 20%上昇したら持ち分を全て利確する
ステップ1.トレイリングストップを利用する
トレイリングストップとは、突然の相場反転に備えるために損切りラインの基準値を動かし、一定の利益が出たところで決済する方法です。
この方法では、徐々に損切りラインを上げ、最終的な利確ラインまで上げることで利益を出すことことが期待できます。
一度決めた軸・ルールを守って、トレイリングストップをやってみましょう。
ステップ2. 5%上昇したら損切りラインを買値に調整する
少しずつ損切りする基準を上げ、損失が少なくなるように調整します。
今回の場合、たとえば5%価格が上昇したときに、損切りの基準を買値に上げます。
ステップ3. 価格が10%上昇したら半分利確し、損切りラインを買値より5%上げる
価格が上昇したら半分を利確し、損切りラインは買値より5%上昇した価格まで上げます。
今回の場合は、10%上昇した段階で、半分を利確し、利益を確保します。
そして損切りの基準も上げるのを忘れないようにしましょう。
ステップ4. 20%上昇したら持ち分全て利確する
最終目標の20%まで価格が上昇したら、持ち分を全て利確しましょう。
しかし多くの初心者は、ここで利確できません。
なぜなら「このまま上昇したらもっと利益を伸ばせる」と思ってしまうからです。
ですが投資で勝率を上げるためには、最初に決めたルールを守ることがとても大切です。
ルールを守らないと相場に惑わされ、また仮想通貨はFXと比べ価格変動が激しく、一気にマイナスになってしまうからです。
ですのでルールを守って利確しないと、損小利大を達成することはとても難しいです。
ICOでの利確のやり方
- 短期で利益を出したい人は、上場後すぐに売り抜ける必要がある
- 長期で利益を出したい人は、ガチホして大きな利益が期待できる
短期で利確したい場合
ICOで短期に利益を出すには、上場後すぐに売る方法があります。
運営元がある程度高い価格からスタートさせるので、上場後すぐが一番最初に値段が高くなるタイミングです。
しかしこのタイミングで売り抜けるには、運の要素が絡むことは理解しましょう。
例えば人気の銘柄だと、プロの投資家が参加するので、上場後すぐに買い圧が弱くなり、売り抜けない可能性があります。
ですので売り抜ける確率を上げるには、多くの取引所を開設することが必須になります。
最悪の場合、上場前日にアナウンスされることもあります。
そうすると開設が間に合わず、そもそも参加できません。
短期で利益を出したいのならば、今すぐ1つでも多くの取引所へ登録をしましょう。
長期で利確したい場合
多くの利益を出したい方は、長期ホールド(ガチホ)をしましょう。
なぜなら、優良銘柄であれば、たとえ上場後に価格割れしても、長期的には価格が上がっていくと言われているからです。
しっかりと選別された銘柄に投資をすることが必須ですが、長期ホールドすれば大きな利益が期待できます。
利確のコツ4選
- 指標を用いると利確タイミングが掴みやすい
- 価格の節目より前に売り抜ける
- 移動平均線は25日間に設定する
- アノマリーを用いると利確しやすい
利確のコツ1. 指標を用いた利確タイミングの把握
コツ1つ目は、利確の基準を指標に置き換えることで、効率よくエントリーポイントを探すことができます。
この方法は、主に短期トレードで大きな効果を発揮します。
利確の基準を指標にするメリットは、ある程度の価格の予想ができるようになることです。
指標を用いると、利確タイミングが掴みやすいので、効率よく取引できます。
利確のコツ2. 価格の節目より前に売り抜ける
コツ2つ目は、価格の節目より少し前で、売り注文を入れることです。
1,000円や1,100円といった価格の節目は、投資家の多くが利確するタイミングとして意識しており、売り注文が増えるからです。
多くの投資家が売り注文を同じタイミングでしてしまうと、買い圧が弱くなり、売り抜けなくなります。
ですので、価格の節目より少し前を目安に、売り注文を入れてみましょう。
利確のコツ3.移動平均線は25日間に設定
コツ3つ目は、移動平均線を使う場合は、25日間に設定することです。
た価格が25日平均線を割ると、下降トレンドに転換する可能性が高いので、利確タイミングが判断が把握しやすいです。
ですので初心者は、まず25日に設定して取引してみましょう。
移動平均線を25日間に設定することで、利確するタイミングを早めに判断ができます。
利確のコツ4.アノマリーを用いた利確タイミングの把握
コツ4つ目は、アノマリーを参考に利確タイミングを掴むことです。
アノマリーとは、理論の枠組みでは説明できないものの、経験的に観測できるマーケットの規則性のことです。
例えば「5月は株を売れ」と言われています。
これは、5月に大口の機関投資家の決算で相場が荒れやすく、夏季休暇で価格が下がると言われているからです。
上記の例のようなアノマリーと照らし合わせ、決済基準を決める投資家は多いです。
実際に相場はアノマリー通りに動きやすく、利確のタイミングを図るのに有効活用できます。
利確のコツ まとめ
- 利確とは利益を確定させること
- 利益を確定するタイミングが大事
- 自分の軸・ルールをぶらさない
- 思い描いた動きと異なる動きの場合は、早めに損切りする
- 思い描いた通りの動きの場合は、ルール通り利確する
いかがでしたか?
今回は勝率を上げるための利確のコツをご紹介してきました。
これで利確のコツを掴めたのではないでしょうか?