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仮想通貨のホールド(HODL)とは?仮想通貨用語の意味を解説!

「仮想通貨をホールド(HOLD)するってどういう言う意味?
あなたはいまこうお考えではないですか?

この記事では仮想通貨用語「ホールド(HOLD)」の意味はもちろん、成り立ちやトリビアまで解説しちゃいます!

目次

仮想通貨のホールド(HOLD)とは?

 HOLD仮想通貨の界隈で使われているスラングで日本語では「ホールド」や「ホードル」、「ホディル」などと読まれたりします。
意味としては「~を売らずに持っておく」という意味で、「ビットコインは今はHODL」などのように使います。

結果的にHODLしました
BITTREXの5500だったら売りましたが、Binanceだと5200まででしたね…移そうか迷います? — 丁半銘柄のフミ助@旅コイナー (@fumi_tabicoin) November 19, 2017

実際にツイッターではこのようにHODLが使われています。
日本語でもカタカナ表記にはせず英語で、しかも大文字で表記するのが一般的なようですね。

また#HODLというハッシュタグも見つけました。

Wenn konsequentes #HODL auch dazugehört -ja.
Zukauf nein (wem soll ich’s vererben?) 😉 — Derek Richter (@Lord_of_Sail) November 19, 2017

ちなみにこのツイートはドイツ語で、筆者が軽く調べただけでも英語や韓国語、ロシア語などがありました。どうやらHODLという単語は世界中で使われているようですね。

仮想通貨用語ホールド(HOLD)はビットコイントーク(BitcoinTalk)からうまれた?

HODLという英単語が「~を売らずにもっておく」という意味をもつと聞けば、察しのいい人はもうわかるかもしれません。
そう、HODLはHOLDから生まれた言葉で、その起源はタイプミスです。

このタイプミスが生まれたのはビットコイントーク(BitcoinTalk)という仮想通貨の情報がやりとりされるプラットフォームです。
ビットコイントークは仮想通貨の新規立ち上げが告知される場であるなど、最新の一次情報が受け取れることもあり、それなりに影響力を持っています。

仮想通貨ホールド(HODL)

そんなビットコイントークで2013年12月18日GameKyuubiという人物が、ビットコイン暴落に際して「I AM HODLING」というタイトルで書き込みを行いました。
彼はおそらく「HOLDING」と書きたかったのですが、このタイプミスが拡散されHODLという言葉が定着しました。

仮想通貨用語ホールド(HOLD)の意味はHOLDだけじゃない?

 HODLは1回のタイプミスがきっかけで多くの人にユーモラスな表現として使われ世界へと拡散されました。そんなHODLの人気にあやかって、後付けではありますがこんな言葉も生まれました。

Hold On for Dear Life これはHODLの頭文字をとって生み出された言葉で、意味は「明るい未来のために(ビットコインを)保有し続ける」といったところでしょうか。

仮想通貨用語HODL(ホールド)まとめ

この記事を読んでHODLの意味はご理解いただけたでしょうか。

これまでサイトやツイッターなどでこの単語を見てなんだこりゃと思っていた人も、これからは知っていて当然という顔で読むことができます。また自分からHODLという単語を積極的に使っていくのもよいかと思います。

この言葉に込められた期待どおりビットコイン、いや仮想通貨全体が明るい未来をもたらすといいですね。みなさんが仮想通貨を今以上にエンジョイできるようになることを心から応援しています。

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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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