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仮想取引所Bancor(バンコール)とは?今後・将来性や使い方まで徹底解説

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仮想通貨バンコール(bancor/bnt)とは?

Bancorってよく聞くけど、どんな取引所なの?ケインズとの関係性は?
2020年から2021年にかけて、多くの新規トレーダー達が仮想通貨投資に参入しました。

そして、その火付け役とも言われているのが、DeFi領域の分散型取引所(DEX)です。

今回は、そのDeFiの中でも最古参である分散型取引所「Bancor」について、概要から将来性、使い方までわかりやすく解説していきます。

この記事をざっくりまとめると…
  • 取引所バンコールはDEXの一つで
    AMMによる流動性を確保しているプラトフォーム
  • UniswapなどのAMM型取引所の中でも最古参
  • 使い方は①ステーキング②トークントレードの2パターン
  • 取引所トークンBNTを購入するならバイナンスがおすすめ

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目次

仮想通貨取引所バンコール(Bancor)とは?

プラットフォーム名    Bancor
基軸通貨Bancor Network Token (BNT)
ICOした日2017年6月12日
調達額約167億円
開発会社Bprotocol Foundation※
Bancor公式ホームページhttps://www.bancor.network/#/

Bancor(バンコール)は仮想通貨取引所!ICOは大成功!

Bancor(バンコール)とは、分散型の仮想通貨取引所(DEX)の一つで、AMMによって流動性を確保している仮想通貨プラットフォームです。

バンコールという名前は、1944年のブレトン・ウッズ会議でケインズとシューマッハが提唱したが、結局採用されなかった超国家的通貨から取っています。しかし、前者と後者の間に直接的な関係は何もありません。

分散型取引所の中でも最古参で、2017年6月に行われたICOによる資金調達では、3時間の間に167億円も集めることに成功しました。その際、ICOはイーサリアムのプラットフォームを基盤に行われました。

仮想通貨取引所バンコール(Bancor)はAMM型の分散型取引所

分散型取引所(DEX)とは一般に、「Coincheck」や「GMOコイン」などのように仲介管理者などが存在せず、スマートコントラクトを搭載した独自プロトコルによって動作する取引所を指します。トークンの取引の際には、板状で取引が行われるのではなく、ユーザーと流動性プール間(Peer-to-Contract)によって取引が行われます。

その中でも、BancorはAMM型(Automated Market Maker) の分散型取引所で、日本語に訳すと自律的に機能するマーケットメーカーとなります。同じくAMMを採用している分散型取引所にはUniswapやPancake Swapなど存在しますが、Bancorの方が古くから存在しており、AMMの元祖とも称されています。

AMM型の分散型取引所の最も大きな特徴としては、誰でも流動性プールにトークンを預け入れることができる点が挙げられます。そして、流動性プールにトークンを一定期間預け入れることで、利回りを得ることをイールドファーミングと呼び、DeFiブームの火付け役ともなりました。

仮想通貨取引所Bancorの発行するBNTトークンの将来性とは?

Bancorは独自トークンとして、BNTというトークンを発行しています。

2021年6月現在、トークンの価格は1BNTあたり3ドルあたりで推移しています。時価総額は$684,755,608に相当し、仮想通貨全体では86位の額となっています。

それではBNTトークンのチャートと将来性を解説していきます。

BNTトークンのチャート分析

出典:Coin Market Cap

こちらがBancorが発行する独自トークン、BNT(Bancor Network Token)の2021年6月時点でのチャートとなります。2017年上場当初の注目度はとても高かったため、価格はやや上がりましたが、そこを最高値に大きく売られてしまい、価格が急落しました。

これはICO時によくみられる値動きで、ICOで獲得したトークンを上場直後に売って利益を出そうとする動きがあるせいだというのがCryptoManiaの見解です。また、その後の価格の上下は、Bancorのプロトコルが基盤としているイーサリアムの価格変動につられています。

⇩Bancorのユーザー数は年々増えている⇩

出典:Dune Analytics

Reserve TokenとしてERC-20を使用

バンコールの仕組みを知る上で、もう一つ大事なのがReserve Token(リザーブトークン)です。リザーブトークンは、独自トークンを発行する上でその価値を保証するものです。独自トークンの発行主体が持つリザーブトークンの量と独自トークンの発行量が変動すると、数式に従って価格が変動します。

例えばBTNだったら、イーサ(ETH)をこのリザーブトークンとして発行されています。昔のドルの金本位制のように、BTNはイーサ本位性ということです。なので、BTNとETHは兌換が保証されていると言えます。これも、通貨の流動性を保つひとつの要因でしょう。バンコールでリザーブトークンとして使うことができるのはERC20トークン、または別のスマートトークンに限られます。

⇩ERC20トークンの詳細はこちら⇩

Bancorの価格が上昇しないのはUniswapの影響が強い

もう一つ、Bancor(BNT)の価格がそこまで上昇しない理由として、Uniswapの影響が挙げられます。Uniswapは2018年にローンチされたAMM型の分散型取引所で、現在最も多い流動性を確保している分散型取引所の一つです。

Uniswapは、Bancorの完全上位交換とも言える取引所です。両取引所とも同じようなシステムを採用していますが、一つ決定的な差があります。それは、Boncorの基軸通貨がBNTであるのに対し、UniswapはETHを基軸通貨としている点です。

例えば、Bancorの流動性プール内は「TokenA:BNT」のペアであるのに対し、Uniswapは「TokenAとETH」のペアで構成されています。Bancorでトレードを行う際にはBNTが必要になりますが、BNTはBancor内でしか使用できずあまり汎用性がありません。

⇩Bancorの流動性プール内に蓄積されたトークンの合計(TVL)は13位

出典:DeFi Pulse

仮想通貨取引所Bancor(バンコール)の使い方は?

ユーザーにとって、Bancorの使用方法は大きく分けて二つあります。

一つは、流動性プールにトークンを預け入れて複利収入を得る用途(ステーキング)。もう一つは、トークンの交換(トレード)です。

それでは、Bancorの使い方を詳しくみていきましょう。

Bancor Network
Bancorの使い方2つ
  • ステーキングで複利収入
  • トークンのトレード

バンコール(Bancor)の使い方①ステーキングで複利収入

まず、ユーザーはBancorの流動性プール内にトークンをステーキングすることで、破格な額での複利収入を得ることができます。分散型取引所は、流動性を提供したユーザーへ報酬(インセンティブ)を与えることで、より高い流動性を維持する目的があります。

Bancorには300種類近い流動性プールが存在しており、それらの流動性プール内は、ETHやBTCなどのトークンとBTNの2種類から構成されています。ユーザーはその中から好きなプールにトークンを預け入れることが可能です。

⇩Bancorの流動性プール一覧

バンコール(Bancor)の使い方②トークンのトレード

Bancorのもう一つの使い方は、トークンのトレードです。
Bancorを使用することで、ユーザーは手持ちのBNTを好きなトークンへとトレードすることができます。

例えば、あなたがBancor上で、ETHをMATICに交換したい場合は、ETH→BTN、BTN→MATICの順序で取引を完了させることができます。

⇩Bancorの実際のトレード画面

仮想通貨取引所バンコール(Bancor)を使用する際の注意点は?

バンコール(Bancor)の注意点①インパーマネントロスが発生する

Bancorだけに限らず、多くの分散型取引所が抱える課題の一つとして、「インパーマネントロス」というものが挙げられます。

インパーマネントロスとは、通貨の価格変動によって被る損失のことです。簡潔に解説すると、流動性プールに預けていたトークンが手元に帰ってきたときに、そのトークンがホールドしていた場合より少ない枚数で帰ってくる損失です。

⇩インパーマネントロスの詳細と対策法はこちら⇩

バンコール(Bancor)の注意点②トークンの乱立が考えられる

プロトコル上には誰でもトークンを発行することができるので、無秩序に乱立する可能性が考えられます。

トークンが乱立するとネットワークの中で無法地帯のようなものができてしまうなどコントロールがしにくくなってしまい、プロジェクト自体の成長を妨げられる可能性があります。

バンコール(Bancor)の注意点③価格決定の仕組みがやや複雑

AMMプロトコルによって自動で価格決定がされるバンコールですが、この数式 がやや複雑になっていて、数学が苦手な人にとってはしんどいと思います。

この記事では数式は省いていますが、バンコールの新規ユーザー獲得の足かせになっているのではないでしょうか。

仮想通貨Bancor(BNT)購入できるおすすめ取引所:バイナンス

BNTの入手方法は大きく分けて二つあり、一つはBancorを使用して入手する。そしてもう一つは、海外の中央集権型の取引所を利用する方法です。

残念ながら、現在日本国内でBNTを扱っている取引所は存在しません。

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またBinanceはBNTの取引量で世界ランキング第一位を誇っています。

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【Bancorの保管方法】おすすめウォレット2選!

Bancor(バンコール)おすすめウォレット①Bancor Wallet

これはBNT専用のウォレットです。
アプリがとても使いやすく、リアルタイムのチャートが表示されるなど便利です!

Bancor(バンコール)おすすめウォレット②METAMASK

METAMASKは、イーサリアム用のウォレットです。

バンコールプロトコルで発行されたトークンは、プロトコルがイーサリアム基盤なのですべてここで保管できます。
Chromeアプリでサクサク使えるので便利です!

仮想通貨取引所バンコール(Bancor/BNT)に関するよくある質問

バンコール(Bancor/BNT)はどんな仮想通貨取引所?

バンコールとは分散型取引所(DEX)で、AMMによって流動性を確保している仮想通貨プラットフォームです。

スマートコントラクトを搭載した独自プロトコルによって動作するため、実際の取引はユーザーと流動性プール間によって行われます。

取引所バンコールの具体的な使い方は?

バンコールの使い方は大きく分けて2つあります。

  • ステーキング(流動性プールにトークンを預け入れて複利収入を得る)
  • スワップ(トークンの交換)

仮想通貨取引所バンコール(Bancor/BNT)のまとめ

この記事をざっくりまとめると…
  • 取引所バンコールはDEXの一つで
    AMMによる流動性を確保しているプラトフォーム
  • UniswapなどのAMM型取引所の中でも最古参
  • 使い方は①ステーキング②トークントレードの2パターン
  • 取引所トークンBNTを購入するならバイナンスがおすすめ

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ここまでバンコールについて説明してきました。

2017年にローンチされてから、AMM型の分散型取引所の先駆者として注目を集めてきましたが、Uniswapの台頭などもあり、近年は伸び悩んでいる印象が見受けられますね。

Bancorは、元祖AMM取引所として意地を見せてくれるでしょうか?

今後の動向に注目です。

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