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メタプラネットがビットコインを10億円追加購入|保有額が時価総額の約20%に

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日本の投資会社メタプラネットがビットコイン(BTC)107.913枚を追加購入し、企業資産に加えたと発表した。総額は10億円で、平均購入価格は9,266,724円となっている。

目次

追加購入でビットコイン保有額が拡大

今回の購入により、メタプラネットのビットコイン保有量は506.745 BTCに達し、総投資額は約47.5億円となった。平均購入価格は9,373,557円である。

なお、同社のビットコイン保有額は現在、約34億円に相当し、これは同社の時価総額1億2,500万ドル(約177億円)のほぼ20%に相当する。

ビットコインへの「戦略的転換」

メタプラネットは2024年4月に積極的なビットコイン購入戦略を開始し、この動きを「戦略的転換」と位置付けた。

同社の経営陣は当時、「株主にとって最も価値のあることはビットコインへの投資である」と述べていた。

この戦略によりメタプラネットの株価は発表前の190円から最大1,008円まで上昇し、一時的に3,000円に達した。

その後、株価は調整され、現在は約1,008円で推移している。

「アジア版マイクロストラテジー」としての立場

メタプラネットの戦略は、米国のソフトウェア企業マイクロストラテジー(MicroStrategy、MSTR)と似ている。

同社は大量のビットコイン保有で知られており、ビットコイン支持者であるマイケル・セイラー氏の指揮のもと、現在約159億ドル相当(252,220 BTC)を保有している。

これはビットコインの総供給量の1%以上を占め、同社を世界で最大のビットコイン保有企業の一つにしている。

メタプラネットのビットコイン購入は、仮想通貨を長期的な投資戦略に組み込む企業の動向と一致している。

マイクロストラテジー以外にも、2021年にはテスラが15億ドル(約2,130億円)のビットコイン投資を行い、その後一部を売却している。

また、Square(現Block Inc.)も2020年に5,000万ドル(約71億円)、2021年には1億7,000万ドル(約241億円)のビットコインを購入した。

さらにPayPalも仮想通貨の売買機能を提供し、企業の仮想通貨への信頼が高まっていることが示されている。

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