チャンポン・ジャオ氏が今後の計画を発表—刑期満了後の新たな展開
バイナンスの創設者で前CEOであるチャンポン・ジャオ氏は、4カ月の刑期を終えた後の今後の展望について明らかにしている。
グローバルな識字率向上を目指す「Giggle Academy」
ジャオ氏は、今後数年間において教育系スタートアップ「Giggle Academy」が彼の生活の「大部分」を占めると語っている。
この非営利団体は、今年初めに設立され、グローバルな識字率の向上を目指している。
目的は、全世界の子供たちに対して、楽しさを感じられる形で無料の基礎教育(1年生から12年生レベル)を提供することであり、オンラインでの完全無料の教育プラットフォームとして、個別に適応するカリキュラムを提供することを目指している。
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その他の投資および活動
バイナンス創設者はまた、今後取り組む予定の活動について以下のように述べている。 「ブロックチェーンや分散型テクノロジー、人工知能(AI)、バイオテクノロジーへの投資を続ける。私はリターンではなく、インパクトを重視する長期投資家である。また、慈善活動や教育により多くの時間と資金を注ぐつもりだ。具体的なアイデアもいくつかある」と語っている。
さらに、ジャオ氏は自身の人生に関する本を執筆中であることを明らかにし、「大体2/3まで書き進めたと思う。思ったよりも多くの作業が必要だが、最後までやり遂げる」とコメントしている。
刑期終了と今後の活動
ジャオ氏は、9月27日にカリフォルニア州の最低セキュリティ刑務所「ロンポックII」で約2カ月過ごし、その後サンペドロの中間施設(ハーフウェイハウス)で残りの刑期を過ごした後に釈放されたと報じられている。
彼は2023年11月に米国のマネーロンダリング防止法違反を認め、バイナンスのCEOを辞任していた。
4カ月の服役に加え、ジャオ氏には5,000万ドル(約71億円)の罰金が科されている。刑期が始まる前、ジャオ氏は仮想通貨業界での投資を継続し、仮想通貨資産の保有を続けると表明していた。
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