ドナルド・トランプ氏が新DeFiプラットフォームのホワイトリスト開始を発表
元米大統領で現共和党候補のドナルド・トランプ氏が、新しい分散型金融(DeFi)プラットフォーム「World Liberty Financial」のローンチを発表した。トランプ氏はソーシャルメディア「X(旧Twitter)」で9,110万人のフォロワーに対し、KYC(顧客確認)ポータルのリンクを共有している。
「私はアメリカを再び偉大にすることを約束し、今度は仮想通貨でそれを実現する。World Liberty Financialは、アメリカを仮想通貨の首都にすることを目指している!適格者向けのホワイトリストは正式にオープンした—歴史的な瞬間に参加するチャンスだ」と述べている。
アメリカと海外の投資家を対象にしたホワイトリスト
I promised to Make America Great Again, this time with crypto. @WorldLibertyFi is planning to help make America the crypto capital of the world! The whitelist for eligible persons is officially open – this is your chance to be part of this historic moment. Join:…
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) September 30, 2024
このプラットフォームへのサインアップは、米国内の適格投資家および非米国居住者のみが対象となっている。
ただし、World Liberty Financialは「一般の米国投資家を無視しているわけではない」と説明している。
「World Liberty Financialのホワイトリストは現在オープンしている。ドナルド・J・トランプ氏の後援のもと、次世代のユーザーを未来の金融へと導く…」
「現状では、ホワイトリストは米国内の適格投資家および全ての非米国居住者に開放されているが、一般の米国人を見捨てるつもりはない。我々の使命は、背景や銀行残高に関係なく、すべての人々に金融の自由をもたらすことである」
米国の古い政策や規制により、ホワイトリストの一つは米国内の適格投資家に限定され、もう一つは全ての非米国居住者向けとなっている。しかし、全ての米国人がWorld Liberty Financialにアクセスできるよう、規制の変更に向けて取り組んでいく予定だとしている。
「将来的には、全ての米国人がこのプラットフォームを利用できるようにし、長い間制約されてきたツールや機会へのアクセスを提供する予定である」とコメントしている。
プラットフォームのトークン「WLFI」発行も計画
今月初め、トランプ氏の家族はプラットフォームのトークンが存在することを確認している。プロジェクトのスポークスパーソンは次のように述べている。
「したがって、我々は将来的に『WLFI』というガバナンストークンを販売および配布する予定である。WLFIトークンは純粋なガバナンストークンであり、プラットフォームに関連する提案や投票を行う権利のみを提供する」
WLFIトークンの配分は、63%が一般公開の販売、17%がユーザーレワード用、20%がチーム報酬用として確保される予定である。
\discordを使って/